
今回は幼稚園で行っている書道教室での子どもの文字の変化や心境の変化、行動の変化などの実例について紹介をいたします。
筆跡は書いたその時の書くという行動の軌跡です。したがって書いた時の気分も含めた心理や思考、体調の変化によって筆跡は変わります。筆跡シートに表れたその変化の事例①を初回します。
事例① 現在小3・A君の事例
年長時及び小学校1年時頃は落ち着かなく、いつもはしゃいでいて、元気に机の間を走り回ったり、友だちを巻きこんだりして騒いでいました。
その後、小学3年生になり徐々に変化した事例。
図3をご覧ください。年長時ははしゃいでいたときの筆跡です。
それが3年生になり徐々に、はしゃぐ行動が減り、今は書くことに集中するようになり、筆跡シートの文字も変わっていき、罫線からはみ出して書くこともなくしっかりと取り組むようになったのが図4です。
このように筆跡(書かれた文字)には、その時の行動が表れます。疲れているお子さんは弱々しい線や字形が小さくなったり、なかなかはかどらなかったりします。まさに書くという行動と日常の行動は相関するのだと感じています。
この事により子どもの心身の状況を筆跡の変化から読み取ることができて、それに対する言葉かけも変わっていきます。
また、筆跡から子どもの成長の過程が見られるのも楽しみでもあります。バランスの良い字をかけるようになると、その他の行動もバランスの取れたものとなるはずです。
今後も順次、筆跡に関することや変化について気づいたことをご紹介します。
図3(年長時)

図4(小3年時)



(1)筆圧
(2)文字の大きさ
(3)文字の傾き
(4)文字の配置
(1)自信と自己肯定感
(2)ストレスと不安
(3)創造性と想像力
(4)集中力と注意力

(1)人材採用
(2)犯罪捜査
(3)教育現場
参考図書としては「子どもは文字で訴える」石崎泉雨著は、「文字を使ったまったく新しい学習指導書・生活指導書です。スクールカウンセラーでもなおせなかった不登校の子どもが、文字トレーニングで学校に行くようになった…etc 実際に文字トレーニングでなおった20人以上の実例と母親の証言、石崎泉雨さんの診断を紹介。石崎泉雨式文字トレーニング帳もついてます。
(4)心理療法
(1)科学的根拠の不足
(2)個人差の影響
(3)誤判定のリスク


1. 遺言書の真偽
2. 契約書の確認
3. 学校や教育機関での利用

1. 基本料金
2. 追加料金
3. 鑑定人の経験と評判

1. 相談
2. 文書の提出
3. 鑑定
4. 鑑定結果の報告
1. 経験と実績
2. 評判と口コミ
3. 料金体系の透明性
4. 法廷での証言の有無


法的トラブルの防止
ビジネスにおける信頼性の確保
教育や研究における応用
2. 予備調査: 提出された文書を基に、初期調査を行います。
3. 詳細分析: 高度な分析技術を駆使して、筆跡の特徴を詳細に比較・検証します。
4. 報告書作成: 鑑定結果をまとめた報告書を作成し、依頼者に提出します。
5. アフターサポート: 必要に応じて、追加の説明や補足資料の提供を行います。
鑑定の範囲
鑑定の難易度
納期の緊急性
専門家の経験と資格
- 鑑定相談: 約5,000円~15,000円
- 簡易鑑定: 約30,000円~50,000円
- 詳細鑑定: 約100,000円~200,000円
- 緊急対応: 通常料金の1.5倍~2倍程度

筆跡診断も筆跡鑑定の一部とも言えますが、一般的に「筆跡鑑定」は書いた人物(筆者)が同一か異なる人物かを判定するものです。 それに比べ「筆跡診断」は書いた人物の筆跡の「書き進め方」(書道では章法といいます)と文字の字形や線の長短・方向、余白の取り方などの筆跡特徴を根拠に「書く行動の軌跡」を歴史上の人物の行動や書いた人物の体調や心理面での筆跡への影響を調査研究し今までの知見をまとめたものです。

したがって文字の上手・下手は関係ありません。ただし上手な人はそれなりに書くことに意識が高く、練習などを重ねている人が多いといえます。細かくは「筆跡診断」の項に紹介していきます。 したがって「筆跡鑑定」をする場合も「筆跡診断」を活用し、書いた人物がどのような行動を取る傾向があるかを知ると「筆跡鑑定」に役立つものと考えます。

中国陶印は印刀で彫れて持ち帰り可能です。体験も実施しています。また日頃研究している筆跡セラピー(筆跡診断)も実施しています。

陶印・筆置き・ペーパーウェイト・ミニ下駄等、陶器の小物や小品書・その他雑貨小物があります。

これは、友人である俳誌「軸」を主宰し、なおかつ千葉県野田市で俳句図書館を運営している秋尾 敏氏の依頼によってくずし字を解読を協力にいたりました。図録が500円で頒布されています。機会あらば、ぜひ江東区芭蕉記念館を訪れゆかりの地など周辺を散策するのも良いかと思います。





「埼玉・人とこころ」令和5年度特集号に小暮晴彦氏の渋沢栄一講座と題された中に、本多静六博士の書簡が一通紹介されていました。内容はその記載の中でも紹介されていますが、手紙の全文は解読されていませんでしたので、試しに解読してみました。間違いなどありましたらご批正ください。





